北円堂(興福寺)




北円堂

北円堂(国宝)

本瓦葺 鎌倉時代

北円堂は養老4年(720)に亡くなった藤原不比等の菩提を弔うために、元正天皇が建立を発願し、長屋王に命じて一周忌に当たる翌養老5年の8月3日に完成しました。現在の北円堂は興福寺境内で三重塔と並ぶ最古の建造物ですが、鎌倉時代の再建です。1180年の平重衡による南都焼討の際に焼失し、1210年に再建されました。基本的に春と秋の公開時のみ拝観が可能です。

御朱印はこちら→北円堂御朱印

【公開期間】2019年
4/20〜5/6 9:00〜17:00

本尊・弥勒如来坐像

弥勒如来坐像(国宝)

木造 像高:141.9cm 鎌倉時代 運慶作

北円堂の本尊で、弥勒菩薩ではなく如来となっている事から、弥勒菩薩が56億7000万年後に成仏した姿を表しています。像内から建暦2年(1212)の年号が書かれた文書が納入されており、慶派仏師の名前が墨書されていることから運慶をはじめとした慶派仏師による作と判明しています。後述の無著・世親像と同様に運慶晩年の作として有名です。




無著・世親菩薩立像

無著

世親

無著・世親菩薩立像(国宝)

木造 像高:(無著)194.7cm、(世親)191.6cm 鎌倉時代 運慶作

無著と世親は5世紀頃の北インドで実在した兄弟僧侶です。唯識教学の祖で、興福寺が属する法相宗では尊ばれています。運慶が両像で追求したのは人種や時代を超えた理想的な仏教の求道者の姿だと考えられています。両像とも2m弱と大きく、さらに体躯もがっしりした逞しい姿をしています。運慶の晩年の作とされ、日本を代表する傑作として知られます。

その他主要伽藍

興福寺の主要伽藍は各ページにて紹介しています。

興福寺について(メインページ)
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