大野寺



大野寺

室生寺の西の大門に位置する真言宗室生寺派の寺院です。大野寺と言えば、日本最大の磨崖仏と樹齢300年を越える2本の枝垂れ桜が有名です。他にも奈良県内の地蔵を祀る十の寺院「大和地蔵十福」の一つ身代わり地蔵を安置しています。

御朱印はこちら→大野寺御朱印

歴史

寺伝によると白鳳9年(681)に役行者が開き、天長元年(824)に弘法大師が室生寺を開創の時に、この地に一宇を建て、本尊弥勒菩薩を安置して慈尊院弥勒院と称したのが始まりで、室生寺の日記『字一秘記』に室生寺の西の大門と為すと記されています。その後地名を名付けて大野寺となりました。



磨崖仏

弥勒磨崖仏(史跡)

像高11.5メートル 鎌倉時代

日本最大の磨崖仏とされ、高さ33mの弥勒巌に、13mの挙身光式の凹みを切り込み、その内面を水磨きして弥勒仏を線刻したものです。大野の地は古くから興福寺の庄園であり、磨崖仏造立に適した岩壁が存在したことから、この石仏が生まれました。この事は『興福寺別当次第』に記されています。

磨崖仏(全体図)

境内から拝む磨崖仏



枝垂れ桜

奈良県観光公式サイトより引用

樹齢約300年のコイトシダレザクラの古木2本と、ベニシダレザクラ10本が境内に咲き乱れます。特にコイトザクラは非常に珍しい品種です。また開花時期にはライトアップもされており、昼と違う桜の姿もおすすめです。※開花時期には臨時の駐車場があります。

【開花時期】3月下旬 ~ 4月中旬

【ライトアップ】日没〜21時まで

身代わり地蔵

地蔵菩薩立像(重要文化財)

木造寄木造 像高:98.8cm 鎌倉時代初期

本堂に安置される地蔵菩薩像で、拝観希望すれば誰でも堂内に入れます。奈良県に点在する十ヶ寺の地蔵菩薩を巡礼する「大和地蔵十福」の一つでもあります。

豪族の侍女が火焙りの刑に処せられる時、身代わりに立たれ、半身焼けられたので、見代わり地蔵菩薩と呼ばれています。



近くのおすすめスポット

【室生寺】

女人高野と呼ばれる室生寺です。人里離れた宇陀の山中にあり、平安時代のお堂や仏像など多くの宝物を現在まで残します。石楠花の花でも有名で、5月ごろには多くの参拝客が訪れます。また紅葉期にライトアップも行なっています。

詳しくはこちら→室生寺

【室生龍穴神社】

創建年代は不明ですが、8世紀、桓武天皇の病気平癒を願い、室生の龍穴で祈祷が行われた記録があり、これが本殿のさらに山奥にある「吉祥龍穴」だと考えられています。その後無事病気が治り、勅命によって創建されたのが室生寺との関わりは深いです。

詳しくはこちら→室生龍穴神社



アクセス

<住所> 

<電話> 0745-92-2220

<拝観料> 大人300円(桜の時期は400円)

<駐車場> 無料駐車場あり(桜の時期は臨時駐車場あり)

電車でお越しの場合
近鉄大阪線「室生口大野駅」から徒歩5分



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