石光寺




石光寺

大和路の二上山のふもとにあり、日本最古の石仏、中将姫伝説、ボタン・芍薬の花で知られています。境内には四千本以上、五百二十種類の色とりどりのボタンや芍薬が、花の浄土図を描き、関西花の寺霊場の一つでもあります。

御朱印はこちら→石光寺御朱印

歴史

本尊:阿弥陀如来

この寺の草創は約1300年前、天智天皇(668~671在位)の勅願で建てられ、 役小角(えんのおづぬ)の開山と伝えられます。境内に奈良時代前期といわれる塔の大心礎があり、 平成3年には弥勒堂改築に伴う発掘調査の結果、日本最古の白鳳時代の石仏(当時の本尊)と他に瓦や仏せんが出土しました。現在は浄土宗であるため、本尊は阿弥陀如来像となっています。

中将姫ゆかりの寺

境内には中将姫伝説で知られる、中将姫ゆかりの「染の井」と「糸掛桜」があり、当山は別名「染寺」とも呼ばれています。

【中将姫伝説】・・・中将姫がは17歳で出家、當麻寺にこもるうち霊感を得て蓮の茎を集め、糸を採り出した。そして石光寺の庭に井戸を掘り、糸を浸したところ五色に染まった。それが染の井で、傍らの桜の枝にかけたのが糸掛け桜。中将姫はその蓮糸で一夜のうちに當麻曼茶羅を織りあげたとするお話。




日本最古の石仏

弥勒堂には日本最古の石仏「白鳳弥勒佛」が安置されています。白鳳時代の石仏と考えられ、現在は頭部・胴部など破損し別々に安置されていますが、造立時の大きさは半丈六ほどの大きさであったとされています。石材は凝灰岩であり、近くの二上山は凝灰岩の産地として知られ、その石材を使ったのではないかと推測されています。

【弥勒堂開扉】1月1日〜1月31日、4月20日〜5月20日

石仏が安置される弥勒堂ではその他にも舟乗観音や弥勒如来像なども石仏とあわせて公開されます。

「舟乗観音」

「弥勒如来」




花の寺

関西花の寺霊場第二十番札所でもある石光寺は、県内だけでなく関西を代表する花の寺として知られます。四季折々の花が楽しめますが、特に牡丹・芍薬・冬牡丹は有名で、開花時期には多くの人で賑わいます。

【開花時期】
牡丹・芍薬・・・4月下旬から5月上旬
冬牡丹・・・11月から1月ごろ

芍薬

牡丹

冬牡丹

冬牡丹

近くのおすすめスポット

【當麻寺】

當麻曼荼羅を本尊とする寺、白鳳・天平様式の大伽藍を有する古刹です。金堂の弥勒仏や四天王、梵鐘などの白鳳時代の文化財や、創建時の三重塔が東西一対で残る全国唯一の寺でもあります。

詳しくはこちら→當麻寺

【傘堂】

1674年、郡山藩主本多政勝候の菩提をとむらうためにその影堂として、家臣やこの地域の農民たちによって建立されました。一辺が約40cmの四角い一本柱を中心に立つ、珍しい形の建物で、その全体的な形が唐傘に似ていることから傘堂と呼ばれています。

詳しくはこちら→傘堂




アクセス

<住所> 奈良県葛城市染野387

<電話> 0745-48-2031

<拝観時間>
8:30〜17:00(春ぼたん・シャクヤクの季節)
9:00~16:30(11月〜3月)

<拝観料> 大人400円 小学生200円

<駐車場> 無料駐車場あり




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