修二会花会式(薬師寺)



修二会花会式

修二会とは奈良の大寺が国家の繁栄と五穀豊穣、万民豊楽などを祈る春の行事です。有名な東大寺二月堂お水取りも修二会の一つです。修二会の文字から分かるように旧暦の2月に行われる行事で、現在の新暦では3月に行われています。

薬師寺の中で最も重要な行事に位置付けられる修二会は十種の造花が本尊・薬師如来像、日光・月光菩薩像に供えられるところから「花会式」と呼ばれ堂内は華やかになります。東大寺のお水取りと同様に修二会(修二会)に参篭する僧のことを「練行衆」と言い1週間厳しい法要が続きます。

修二会は3月25日から3月31日にかけて行われ最終日の31日には「鬼追い式」が行われます。

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修二会について

薬師寺とは

南都六宗の一つである法相宗の大本山です。天武天皇は皇后(のちの持統天皇)の病気平癒を祈願し藤原京に薬師寺を発願しました。薬師三尊像や、東塔・西塔などその見た目の美しさから日本で最も美しいと寺院とも称されています。

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薬師寺

金堂内の10種の花

3月23日のお身拭いが行われると堂内に造花は10種を12鉢に、一本ずつ定められた形に飾り付けていきます。日本で最も美しい薬師三尊像とも言われる薬師寺ですが、さらに華やかで美しく彩られ1週間だけの特別な姿は必見です。

1日6回の法要

花会式では期間中1日で初夜半夜後夜晨朝日中日没の合計6回の法要があり、六時の行法と呼ばれます。十人の練行衆と呼ばれる僧は不休で法要を行います。6回の法要ではありますが、初夜と半夜、後夜と晨朝、日中と日没は1度の入堂で2回行うため、感覚的には実質3回という感じです。初夜と半夜(19:00〜)、後夜と晨朝(3:00〜)は拝観時間外に行われるため基本的に参加はできませんが、絶叫に近い声で読経する「薬師懺悔」はインパクトがすごいです。

結願法要(鬼追い式)

【神供】

結願法要の始まりがこの神供(じんぐ)です。神供とは、初夜の法要の前に咒師が神々を勧請し、練行衆が松明を放り投げて神々に捧げることで、大講堂まで9人の練行衆が順番に松明を投げます。投げられた松明は持ち帰る事が出来、家に祀ると無病息災と伝えられます。

神供は18:30〜

【薬師悔過行法】

最後の法要となる結願法要では大音声での悔過が唱えられ、大導師からは最後の祈りが捧げられます。咒師は護摩を焚き、その祈りを諸仏に届けます。

薬師悔過行法は19:00〜

【鬼追い式】

松明を持ち暴れる鬼

鬼を退治する毘沙門天

修二会の結願に当たる鬼追い式が行われ、1週間にわたる一連の行事で一番人気があると言えます。松明も持つ鬼が金堂前で大暴れします。一般参拝者の目も前まで来て暴れるので迫力満点です。最後に毘沙門天が現れ、鬼を退治し無事に結願となります。一般的に鬼追い式は節分の日に行われることが多いですが、いつからか薬師寺では修二会と融合するような形で一連の行事を締めくくる儀式として行われるようになりました。

鬼追い式は20:30〜21:00


参籠

私たちも修二会に参加することができます。主に奉賛会(友の会)会員や写経者を中心に事前に参加するか否かの手紙が届き、参加申請すると期間中の1泊2日の参加が可能になります。

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参籠に参加(薬師寺)

近くのおすすめスポット

【蕎麦戯・さか本】

薬師寺と唐招提寺の間にある蕎麦屋です。他では滅多に食べられない本格的な十割そばがいただけます。あまりの美味しさに西の京へ立ち寄った際はほぼ毎回お邪魔しています。

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蕎麦戯・さか本

【唐招提寺】

世界遺産唐招提寺の創建は759年に唐から日本で初めて正式の戒律を伝えた鑑真和上です。純粋な律宗の研修道場として当初は「唐律招提」と称し、勅願を賜ってから「唐招提寺」となりました。毎年5月19日の「うちわ撒き」は特に有名な行事です。

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唐招提寺



アクセス

<住所> 奈良県奈良市西ノ京町457

<電話> 0742-33-6001

<入山時間> 8:30~17:00

<拝観料>
結願法要時(18:00〜)は拝観料無料
通常拝観券(白鳳伽藍のみ):800円
通常拝観券(白鳳伽藍+玄奘三蔵伽藍):1,100円
共通拝観券(通常拝観券+西室・食堂):1,700円

<駐車場> 有料駐車場あり 500円

自動車をご利用の場合
第二阪奈有料道路 宝来ランプから3km
西名阪自動車道 郡山ICから8km

電車をご利用の場合
近鉄西ノ京駅からすぐ




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