阿礼祭
阿礼祭
毎年8月16日に賣太神社で行われる阿礼祭は、稗田阿礼の遺徳を偲ぶ祭で、児童文学者の久留島武彦が、アンデルセンに匹敵する「話の神様」は稗田阿礼が最もふさわしいと、全国各地の童話家の協力を得て1930年(昭和5年)に始めました。稗田舞の奉納の後、地域の子供たちが阿礼様音頭、阿礼様祭子どもの歌を奉納し、童話の読み聞かせなども行われます。
日程・場所
【日にち】8月16日 10時〜
【場所】賣太神社
祭りの様子
祭典は10時から始まりますが、午前8時に「子供みこし渡御」が始まります。また祭典では「稗田の舞」や子供たちによる「阿礼さま音頭」、さらに令和記念朗誦奉納がありました。さらに午後からは「鎮守の杜お話フェスティバル」や「古事記転読会」が催されました。
拝殿へ向かう宮司ら
祝詞
稗田舞
阿礼さま音頭
【動画】令和記念朗誦奉納
賣太神社とは
古事記編纂に携わった稗田阿礼を主祭神とし、天鈿女命、猿田彦命を配祀神として祀る神社で、古事記ファンには聖地として知られます。詳しい創建年は不明ですが、この地は天鈿女命を祖とする猿女君稗田氏の本拠地であり、祖先の廟祠として推古朝時代までには創建されたと考えられています。
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近くのおすすめスポット
【稗田環濠集落】
当社を含む東西250m、南北200mの環濠は稗田環濠集落と呼ばれる大和の環濠の代表例として有名です。詳しいことはわかっていませんが、室町時代には現在のような形になっていたと考えられています。
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【羅城門跡】
平城京のメインストリートである朱雀大路の南端に都の正門として建てられたのが羅城門です。現在建物はなく羅城門跡として佐保川堤防の下にあり、発掘調査で遺構が確認されています。
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アクセス
<住所> 奈良県大和郡山市稗田町319
<電話> 0743-52-4669
<駐車場> 無料駐車場あり(臨時駐車場もあります)
電車をご利用の場合
JR大和路線 郡山駅より徒歩20分