大茶盛式(西大寺)



大茶盛式

大茶盛式は光明真言土砂加持大法会に並ぶ西大寺の2大行事として知られます。毎年成人式の1月15日に行われる新春大茶盛式は特に有名ですが、春と秋にも行われています。また予約制ですが、30人以上の団体で随時受け付けが可能です。

大茶盛の歴史は古く、延応元年(1239)年1月16日に叡尊上人が八幡神社に献茶した余服を民衆に振る舞ったことに由来する伝統行事です。「戒律復興」をめざした叡尊上人が不飲酒戒の実践として酒盛の代わりに茶盛としたことと、「民衆救済」の一貫として当時は高価な薬と認識されていた茶を民衆に施すという医療・福祉の実践という二つの意義によって、八百年近く連綿と受け継がれてきた宗教的茶儀であります。

大茶盛の様子

大茶盛式はその名の通り直径30cmほどの大きな茶碗でお茶をいただくため、女性では一人で持てない事が多発します。その為周りの人2、3人で支えながら飲むことが普通です。また一般的なお茶席では一人で全て飲み干しますが、大茶盛りでは、4人ほどのグループでまわし飲みをします。

また茶道には表千家など様々な流派・作法がありますが、大茶盛りではまだ茶道が確立する前からの行事ですので作法は全く気にする必要はありません。



光明殿には大茶盛式を始められた叡尊上人の掛け軸があり、その前で行われます。また御茶菓子は奈良市内で最も古い老舗和菓子店「千代乃舎 竹村の物が出されました。

日程・拝服料・場所

新春大茶盛式と春と秋の大茶盛式は予約不要です。また予約制ですが、30人以上の団体で随時受け付けが可能です。

・新春大茶盛式(1月15日) 一人 1,500円

・春と秋の大茶盛式( 4月第二日曜日と前日土曜日、10月第二日曜日) 一人 3,500円

・通常の大茶盛(30名以上の団体の予約) 一人 1,500円

【場所】西大寺 光明殿

【時間】09:00~15:00



西大寺とは

764年に孝謙上皇は恵美押勝の乱平定を祈願して金銅四天王像の造立を発願しました。翌765年に創建されました。かつては西の西大寺、東の東大寺と対をなすほどの大きさを誇っていましたが衰退し、鎌倉期に叡尊上人が復興し現在に至ります。

詳しくはこちら→西大寺

アクセス

<住所> 

<電話> 0742-45-4700

<入山時間>
本堂  8:30~16:30
愛染堂 9:00〜16:30
四王堂 8:30~16:30
聚宝館 9:00〜16:30(公開時のみ)

<拝観料>
本堂  400円
愛染堂 300円
四王堂 300円
聚宝館 300円(公開時のみ)
共通券 四堂で一人1,000円(三堂の場合は800円)

<駐車場> 有料駐車場あり

自動車をご利用の場合
阪奈道路より約5分
西名阪自動車道・郡山ICより北に20分
京奈和自動車道・木津ICより南に15分

電車をご利用の場合
近鉄大和西大寺駅下車後、南出口から徒歩3分



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