蟷螂之窟・蝙蝠之窟



大峰修験道 第一の行場

大峰山寺を開山した役行者が開山前にこの蟷螂之窟と隣接する蝙蝠之窟にて行を行ったことから「一之行場」とされています。役行者はこの窟で大峰山でどのような行場を作るか考えており、実際に西の覗きや亀石など大峰行場の縮図がこれら二つの窟に存在しています。現在でも大峯山登拝の前に蟷螂之窟にて行を行ってから登拝する方も多いようです。中は非常に暗く狭いため、窟の管理人がいる週末に行かれるとこをオススメします。

御朱印はこちら→蟷螂之窟御朱印

黒門と貝初延命地蔵

修験道の祖・役行者が大峰参りの際に、蟷螂之窟で体を清めた後、この黒門を通って大峰に向かったとされています。その折、法螺貝を吹いてこの地蔵尊に参ったので「貝初延命地蔵」と呼ばれるようになりました。

この黒門が大峰参りの始まりにあたるのため、この辺りには記念碑が多く建立されています。



蟷螂之窟

蟷螂之窟(とうろうのいわや)はとはカマキリとも読み、天上の低い洞窟へ腰を屈めて入っていく修験者の姿がカマキリの歩く姿に似ていることから名づけられたようです。

窟に入る際に塩で体を清め、懐中電灯を持って入ります。窟の中は非常に暗く、そして狭いです。さらに足場が悪いため、足に自信のない方にはオススメできません。

窟内には地蔵尊・不動明王・役行者の隠れ洞・胎内潜りなどがあります。

地蔵尊

不動明王

役行者の隠れ洞

胎内くぐり



蝙蝠之窟

蝙蝠之窟(コウモリ)は実際にコウモリが洞窟内にいることからと言われていますが、伝承では、役行者が仮住まいとしてこの窟に籠っていたことから「篭り」が「蝙蝠」に転じたとも言われています。また岩燕の越冬地としても有名で奈良県の天然記念物に指定されています。

窟内には押合石・蝙蝠石・西の覗き・護摩焚き堂・役行者の潜り洞などがあります。

押合石

護摩焚き堂

役行者の潜り洞

窟からみた川の景色



近くのおすすめスポット

【大峰蛇之倉七尾山】

蟷螂之窟のすぐ近くにあります。修験節律根本道場 蛇之倉七尾山は役行者による大峰山修行の起源となった山岳宗教発祥の霊山と云われています。大峰山と同様に5月3日〜9月23日まで登拝が可能です。

詳しくはこちら→大峰蛇之倉七尾山

【洞川温泉 角甚】

洞川温泉街にある温泉宿です。創業330年を越える洞川温泉 角甚は古くから温泉宿としてこの地で修験者たちを見守ってきた歴史あるお宿です。当館自慢の温泉や料理に旅の疲れを癒します。

詳しくはこちら→角甚



【大峯山寺】

日本最高所に建つ寺院で世界遺産にも登録されています。創建は7世紀末、役行者が開基とされています。かつては吉野町の金峯山寺と大峯山寺は一つの寺院とされていました。本堂は重要文化財に指定されています。※女人禁制

詳しくはこちら→大峰山寺

アクセス

<住所> 

<利用時間> 9:00〜17:00

<拝観料> 300円

<定休日> 冬季(11月30日〜4月末)休業

<駐車場> なし

電車・バスでお越しの場合
近鉄下市口駅からバスで(洞川温泉行き、終点『洞川温泉』下車)



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