世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」



世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」

紀伊山地の霊場と参詣道とは、奈良県・和歌山県・三重県またがる3つの霊場(吉野・大峰、熊野三山、高野山)と参詣道(熊野参詣道、大峯奥駈道、高野山町石道)を登録対象とする2004年7月7日に登録された世界遺産です。また日本における世界遺産の多くは社寺を対象としたものが多いですが、参詣道つまり道が世界遺産に登録されている世界的にも珍しい世界遺産です。

吉野山

奈良県吉野町にある吉野川(紀の川)南岸から大峰山脈へと南北に続く約8kmに及ぶ尾根続きの山稜の総称で、かつては豊臣秀吉が花見に訪れたなど古来より桜の名所として知られます。

吉野山の桜は麓から下千本、中千本、上千本、奥千本と順に桜が咲き、約1ヶ月に及んで桜が楽しめます。千本桜と呼ばれますが、実際には3万本の桜があります。

桜について詳しくはこちら→春の吉野を満喫する



吉野水分神社

千本桜として知られる吉野の上千本にあたる場所に鎮座する神社です。水分と書いて「みくまり」と珍しい読み方をします。桜の名所は吉野山だけではなく、境内にある枝垂れ桜は桜と境内の相性が抜群に良く、開花時期には多くの人が参拝します。

詳しくはこちら→吉野水分神社

金峯神社

奥千本にある吉野山の地主神を祭る神社です。標高が765mあり吉野山で最も高い場所となっています。中世以降は修験道の修行場となり、修行門と書かれた鳥居が参拝者・修験者を待ち構えます。

詳しくはこちら→金峯神社

金峯山寺

金峯山寺は修験道の聖地としてこの山岳地域は修行者で賑わっています。修験道の祖・役行者が白鳳年間に本尊・金剛蔵王大権現を感得され、堂内には三体の秘仏・蔵王権現像が安置されています。本堂である蔵王堂は東大寺に次ぐ大きさです。毎年7月7日に行われる蛙飛び行事は県内屈指の奇祭として知られ、多くの人が訪れます。

詳しくはこちら→金峯山寺



吉水神社

吉水神社から見える「一目千本」は吉野屈指の桜の名所と知られ、豊臣秀吉もこの地で花見をしたという歴史ある神社です。また日本建築市場最古の書院があり、室内には数々の宝物が展示されています。

詳しくはこちら→吉水神社

大峰山寺

日本最高所の国重要文化財の寺院で、修験道の根本道場として多くの方が参詣しています。現在でも女人禁制を続けており、登山口の女人結界門を境にその先は男性しか足を踏み入れることはできません。山頂付近には「西の覗」という岩山から身を乗り出す修行があり、誰でも参加できます。登拝期間があり毎年5月3日〜9月23日まで登拝出来ます。

詳しくはこちら→大峰山寺

玉置神社

呼ばれた人しかたどり着けないと言い伝わる玉置神社は大峰山系の南端、十津川村の玉置山の頂上付近に鎮座する神社です。吉野町から続く大峯奥駈道もこの玉置山を越えるといよいよ熊野本宮を残すだけとなり、最後の関門とも言える存在です。日本最高のパワースポットとの呼び声も高い玉置神社の境内には玉石社や樹齢3000年の神代杉など見るべきポイントは多いです。

詳しくはこちら→玉置神社



高野山

空海が修禅の道場として開いた日本仏教における聖地の1つであり、特に金剛峰寺や壇上伽藍、奥の院は毎日多くの人が訪れます。山頂一帯は宿坊が100ヶ寺以上存在する宗教都市でもあり、昨今では国内外から観光客が宿泊しています。

熊野三山

熊野三山とは和歌山県南部に鎮座する熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社の3つの神社の総称です。それぞれ自然崇拝を起源とする独自の信仰をもっていましたが、互いの主祭神を併せ祀るようになり、一体化して熊野三山(あるいは熊野三所権現)呼ばれるようになりました。



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