遷幸の儀・暁祭(春日大社)



夜中の祭

春日大社で行われる奈良県最大の祭「春日若宮おん祭」の行事の一つです。おん祭と言えば、毎年12月17日のお渡式(時代行列)を思われ方が多いですが、今回は夜中0時から行われる「遷幸の儀・暁祭」をご紹介します。

春日若宮おん祭

春日若宮おん祭とは春日大社の摂社である若宮社の例祭です。12月15日より4日間にも及ぶ様々な神事が行われます。おん祭りの起源は平安時代の1136年、天下泰平・五穀豊穣・万民和楽を願い行われ、現在まで一度も途絶えることなく今年で884回目を迎えます。おん祭りは国の重要無形民俗文化財に指定されています。

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春日若宮おん祭り(2019年)

遷幸の儀

【遷幸の儀】午前0時〜

若宮神を本殿より一の鳥居近くに建つお旅所の行宮へお遷しする行事であり、古来より神秘とされています。現在もトイレや自販機も含む参道の灯りを滅して謹慎し、参列者も私語や写真はもちろん、懐中電灯を点すことすら許されません。これらはすべて浄闇の中で執り行われることとなっています。

神霊をお遷しするには、当祭においては大変古式の作法が伝えられ、榊の枝を以て神霊を十重二十重にお囲みして、全員が口々に間断なく「ヲー、ヲー」という警蹕の声を発しながらお遷しする珍しいものです。楽人たちが道楽の慶雲楽を奏で、お供します。

参列者は神官たちが通り過ぎた後、最後列に続いて御旅所へ向かいます。



暁祭

【暁祭】午前1時〜

暗闇の御旅所・庭燎に火が入って暁祭が執行されます。遷幸の儀の際、行宮の前には神を迎えた事を示す植松が立てられ、ご殿の中央には瓜灯籠が幽かな光を投げかけているその神前には、海川山野の品々が献じられます。続いて旧祢宜大宮家より古式による「素合の御供(すごのごく)」が奉られ、そして、宮司の祝詞に続いて社伝神楽が奏せられます。

神事は一旦終了し、次は午前9時より本殿祭が行われます。

春日大社とは

世界遺産「古都奈良の文化財」であり、 奈良時代に平城京の守護と国民の繁栄を祈願する為に創建され藤原氏の氏神を祀ります。全国に約1000社ある春日神社の総本社であり、主祭神:武甕槌命が白鹿に乗ってきたとされることから、鹿を神使としています。

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春日大社

アクセス

<住所> 奈良県奈良市春日野160

<電話> 0742-22-7788

<駐車場> コインパーキングあり

自動車をご利用の場合
名神高速道「京都南IC」から京奈和自動車道経由約60分京奈和自動車道「木津IC」から南へ約7km第2阪奈有料道路「宝来IC」から東へ約8km西名阪自動車道「天理IC」からR169経由北へ約10km

電車とバスをご利用の場合
帰りは終電を過ぎているため、オススメしません。



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