守護仏に会いに行こう(子年)
守護仏とは
皆さんは「守護仏」をご存知ですか?
私たちは生まれながらにして特定の仏様と御縁が結ばれており、その仏様が生涯を通じて私たちを守護してくださっているとされています。
この仏様は干支によって違い、自分の仏様を信仰するとご加護がもらえることがあります。
毎年初詣に守護仏にお参りするのをオススメします。
守護仏一覧
【子年】千手観音菩薩・・・唐招提寺など
【卯年】文殊菩薩・・・安倍文殊院など
【酉年】不動明王・・・宝山寺など
千手観音を祀る主な寺院
【唐招提寺】
奈良県を代表する千手観音像(国宝)を祀る寺院です。実際に1000本手がある観音像は唐招提寺を含め全国で3体しか存在しないため、本当に貴重な仏像です。
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【興福寺 国宝館】
興福寺の国宝館にも千手観音像が祀られています。当館の千手観音像は5mを超える興福寺の中で最大の仏像で国宝に指定されています。国宝館には他にも阿修羅像など有名仏像が多数安置されています。
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【東大寺ミュージアム】
東大寺ミュージアムにも千手観音像(重文)が祀られています。この千手観音像はかつて四月堂に安置されていた仏像でしたが現在はミュージアムの中心的な仏像として知られます。
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【達磨寺】
聖徳太子のペット「雪丸」で知られる王寺町の達磨寺にも立派な千手観音像が祀られています。本像は現状で392手あり、かつては500手で構成されていたと考えられています。全ての掌に玉眼による目が表現されている王寺町指定文化財の仏像です。
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【當麻寺西南院】
當麻寺の塔頭寺院の一つ、真言宗西南院です。庭園には西塔がそびえ、美しさと力強さがあります。こちらでは西南院本堂に安置する秘仏三尊の1体が千手観音像で毎年秋に公開されています。
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【壺阪寺】
西国三十三所の札所で知られる壺阪寺です。本尊・十一面千手観音菩薩座像は「眼の佛」として広く信仰を集め、眼病封じの観音様として知られています。
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【金峯山寺】
蔵王権現像で知られる金峯山寺ですが、向かって右側の仏像は千手観音像を本地としています。※「本地」とは本来の姿である仏、「権現」は仏が姿を変えて現れたものを指します。こちらの仏像は秘仏で基本的に春と秋に公開されます。
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