加夜奈留美命神社



加夜奈留美命神社

奥明日香にひっそりと鎮座する加夜奈留美命神社(かやなるみのみこと)です。観光地とは言えなじ神社ですが、とてもスピリチュアルな雰囲気を漂わせます。宮司が常駐しているわけではないため、村人により古くから支えられてきました。

歴史・御祭神

創建年は不明ですが、明治初年まで葛神社と呼ばれていました。また「高市郡神社誌」では式内社の滝本神社に比定し、本来の加夜奈留美命神社を雷丘としています。 『出雲国造神賀詞』には、大穴持命が国土を天孫に譲って出雲の杵築へ去るにあたり、自らの和魂と子女の御魂を大和に留めて皇室の守護とすべき事を誓うが、その中に 「賀夜奈流美命の御魂を飛鳥の神奈備に坐せて」と記載されており、これが当社の創始とされています。

御祭神:加夜奈留美命

境内の様子

境内は決して広大とは言えず、村の神社という言葉がピッタリです。しかし歴史を感じ、明治天皇遥拝所など古くから重要な神社であったことが伺えます。

拝殿と鳥居

明治天皇遥拝所

境内社

境内社

石碑



近くのおすすめスポット

【女綱】

綱掛け神事は、奥明日香の栢森と稲渕の両大字(おおあざ)に伝わる神事、毎年1月11日に行われます。子孫繁栄と五穀豊穣を祈るとともに、悪疫などこの道と川を通って侵入するものを押し止め、住民を守護する神事とされています。

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綱掛け神事(女綱)

【飛鳥川上坐宇須多岐比売命神社】

日本で一番長い名前の神社で飛鳥川上坐宇須多岐比売命神社(あすかかわかみにいますうすたきひめのみことじんじゃ)と読みます。近年ではパワースポットとして知られているようです。大神神社と同様に拝殿後方の南淵山をご神体とする原始神道の神社です。

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飛鳥川上坐宇須多岐比売命神社



アクセス

<住所> 

<駐車場> なし

バスでお越しの場合
かめバス石舞台バス停より徒歩50分



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