初午祭(孫太郎稲荷神社)
初午祭
薬師寺参道に鎮座する孫太郎稲荷神社では2月初午の日に「初午祭」が行われます。初午祭とは、和銅4年(711年)2月初午の日に稲荷大神が稲荷山に鎮座した日であり、五穀豊穣を祈るお祭りです。初午の日は毎年変わるため要注意。
日程・場所
日にち:2月初午(2021年は2月3日)
時間:11時〜
場所:孫太郎稲荷神社拝殿
孫太郎稲荷神社とは
薬師寺の駐車場から参道を進むと現れる神社で、「孫太郎稲荷神社(まごたろう)」と読みます。隣接している薬師寺の鎮守社でもある休ヶ丘八幡宮の末社にあたり、江戸時代初期に姫路からこの地へ移られました。さらに古くは栃木県が始まりの地とされる謎多き神社でもあります。
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神事の様子
孫太郎稲荷神社の初午祭は薬師寺の僧侶も参加し、祝詞の後に般若心経を唱えます。またどなたでも参加できる行事で、参加者は最後に玉串奉奠を行うことが出来ます。神事の後には僧侶による法話もあり、神仏習合の奈良らしい一幕でもあります。
※例年ならば神楽の奉納も行われますが、参加した年は新型コロナウイルスの影響で神楽は中止となっていました。
近くのおすすめスポット
【薬師寺】
世界遺産薬師寺の創建は680年、天武天皇は皇后(のちの持統天皇)の病気平癒を祈願し藤原京に薬師寺を発願しました。710年に都が平城京に移ると、薬師寺も718年に現在の地に移りました。「修二会花会式」は特に有名な行事です。
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【唐招提寺】
世界遺産唐招提寺の創建は759年に唐から日本で初めて正式の戒律を伝えた鑑真和上です。純粋な律宗の研修道場として当初は「唐律招提」と称し、勅願を賜ってから「唐招提寺」となりました。毎年5月19日の「うちわ撒き」は特に有名な行事です。
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【蕎麦戯・さか本】
薬師寺と唐招提寺の間にある蕎麦屋です。他では滅多に食べられない本格的な十割そばがいただけます。あまりの美味しさに西の京へ立ち寄った際はほぼ毎回お邪魔しています。
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アクセス
<住所> 奈良県奈良市西ノ京町409−1
<電話> 0742-33-6001
<拝観料> 境内自由
<駐車場> 有料駐車場あり 500円(薬師寺にて)
自動車をご利用の場合
第二阪奈有料道路 宝来ランプから3km
西名阪自動車道 郡山ICから8km
電車をご利用の場合
近鉄西ノ京駅からすぐ