興福寺(橿原市)



興福寺

興福寺といえば阿修羅像で知られる奈良市の興福寺を思われる方も多いですが、橿原市にも興福寺があります。こちらも奈良市の興福寺に引けをとらない歴史を持ち、創建には聖徳太子が関わっている古寺です。毎年4月下旬に行われる「八釣山地蔵尊春季大祭(八釣地蔵さん)」では多くの方が訪れます。

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興福寺

由緒

585年に、物部守屋が仏法を嫌い、飛鳥の橘寺に火を放って焼いた時、金堂に安置していた地蔵菩薩が、火から香久山の頂上へ逃れ、それを知った聖徳太子(厩戸皇子)が香具山山麓のこの場所に寺を建立して地蔵菩薩を祀ったことが始まりとされています。また、聖徳太子が夢のお告げで御体顕されたいう御夢想の名灸があり、リュウマチや神経痛などに良く効くとされています。

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橘寺



桜の名所

興福寺の裏には桜が咲き誇っており、隠れ桜の名所となっています。特に興福寺の周りには田畑が広がっているため遮る物がなく、のどかな雰囲気の中桜を楽しめます。

開花時期:3月下旬〜4月上旬

年中行事

2月22日 10:00〜 初大法要厳修
4月24日 10:00〜 八釣山地蔵尊春季大祭
7月22日 10:00〜 夏季大法要厳修
9月23日 10:00〜 永代祠堂施餓鬼大法要厳修



近くのおすすめスポット

【畝尾坐健土安神社】

当寺のすぐ近くに鎮座する式内社で畝尾坐健土安神社(うねおにますたけはにやす)と読みます。天香山(あまのかぐやま)に深く関係しており、土の神(健土安比売命)を祀っています。平安時代の『延喜式神名帳』にも記載され、日本神話にも関係する由緒ある古社です。

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畝尾坐健土安神社

【畝尾都多本神社】

大和三山の一つ天香山の西麓に鎮座する畝尾都多本神社(うねおつたもとじんじゃ)です。神殿はなく玉垣で囲んだ空井戸をご神体とする古式の様式です。古来より「命乞いの神」として信仰されてきました。

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畝尾都多本神社

【天香山神社】

大和三山の一つ天香山の麓に鎮座する天香山神社です。現在ではひっそりとした神社ではありますが、昨今ではパワースポットととの呼び声も高く、日本神話的には非常に神聖とされてきた天香山に鎮座することから古くから重要視されてきた神社です。

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天香山神社

【膳夫寺(保寿院)】

香具山の近くに位置する寺院です。聖徳太子妃膳夫姫(かしわてひめ)がその養母の菩提を弔うために建立した「膳夫(かしわて)寺跡」と伝えられています。

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膳夫寺(保寿院)



アクセス

<住所> 奈良県橿原市下八釣町135

<拝観料> 境内無料

<駐車場> 無料駐車場あり

電車・バスでお越しの場合
・近鉄大和八木駅南口より、橿原市コミュニティバス乗車(約25分)、奈良文化財研究所藤原宮跡資料室前下車2分
・近鉄耳成駅から徒歩約20分
・JR香具山駅から徒歩約20分



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