御杖神社



御杖神社

奈良県御杖村に天照大神をお祀りする候補地として杖を残したとされる伝承の地とされる神社です。またその杖をお祀りすることから御杖村の村名の由来ともなっている重要な神社で、毎年7月に行われる「祇園祭」には多くの人が訪れます。

御朱印はこちら↓↓

御杖神社

由緒・御祭神

詳しい創建年は不明ですが、平安時代の延喜式神名帳にはその名が記載されており、少なくとも平安時代以前の創建とされています。

伝承では、第11代垂仁天皇の勅命により、天照大神を御杖代(大神を祀り、大神の言葉を取り次ぐ斎宮)となられた皇女倭姫命は、大和國笠縫邑より神慮に叶うべき新たな宮地を求められ、道中この地に行宮を造り御休座になられた所とされています。

当社では倭姫命の杖(神に占有され掌握の境域を劃する玉杖)をお祀りすることから、御杖村の村名が付けられました。

社殿は天文15年(1546)に荒廃しましたが、天文23年(1554年)に造営し、以後造営を繰り返し現在に至ります。

【御祭神】

久那斗神(くなどのかみ)・・・人生守護の神

八衢比古神(やちまたひこのかみ)・八衢比女神(やちまたひめのかみ)・・・厄除の神



境内神社

境内には合祀祭神としての神社が鎮座しています。神社名は以下の通り

八幡神社、道主貴神社、龍田神社、藪中神社、金比毘羅神社、稲荷神社、山神神社、木花佐久夜毘賣神社、愛宕神社、秋葉神社

年中行事

祈年祭 2月中旬
祇園祭 7月海の日の前日
例大祭 11月第1日曜日
新嘗祭 12月初旬
歳旦祭 12月31日



アクセス

<住所> 奈良県宇陀郡御杖村神末1020

<電話> 0745-95-3209

<拝観料> 境内無料

<駐車場> 無料駐車場あり

電車・バスでお越しの場合
近鉄 榛原駅から奈良交通バス「曽爾村掛西口」下車、御杖ふれあいバスに乗り換え、「神末中村」下車 徒歩約10分



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