出雲建雄神社例祭(石上神宮)



出雲建雄神社例祭

平安時代(927年撰進)に記された「延喜式」に載せられる神社で、草薙剣の荒魂を祀ります。毎年1月15日に例祭が斎行され、宮司以下祭員が大前に進み、崇敬者の参列のもと行われます。例祭の最後にほか摂社、末社を巡拝します。

日程・場所

【日程】1月15日 9時半〜10時

【場所】石上神宮境内 出雲建雄神社

出雲建雄神社

御祭神:出雲建雄神

延喜式内社で、草薙剣の荒魂である出雲建雄神をお祀りしています。縁起には、天武天皇の御代に鎮座されたと記載されています。縁起によると、布留邑智(ふるのおち)という神主が、ある夜、布留川の上に八重雲が立ちわき、その雲の中で神剣が光り輝いているという夢を見ました。明朝その地に行ってみると、8つの霊石があって、神が「吾は尾張氏の女が祭る神である。今この地に天降(あまくだ)って、皇孫を保(やすん)じ諸民を守ろう」 と託宣されたので、神宮の前の岡の上に社殿を建ててお祀りしたということです。



石上神宮について

国宝・七支刀で知られ、記紀(古事記・日本書紀)にも登場する国内有数の古社です。『日本書紀』に記された「神宮」 は伊勢神宮と石上神宮だけであり、その記述によれば日本最古設立の神宮としても知られます。また石上神宮は本来、本殿は存在せず、拝殿の禁足地を「布留高庭」「御本地」などと称して祀っています。

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石上神宮

例祭の様子

例祭は9時から行われている月次祭に続いて9時半ころから始まります。祝詞奏上や玉串の奉納が行われ、例祭の最後にほか摂社、末社を巡拝します。その後引き続き古神符焼納祭(大とんど)が行われます。

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月次祭(石上神宮)

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古神符焼納祭(石上神宮)

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夜都伎神社

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大和神社



アクセス

<住所> 奈良県天理市布留町384

<電話> 0743-62-0900

<駐車場> 無料駐車場あり

<参拝時間> 5:30〜17:30

<HP> https://www.isonokami.jp

電車・バスをご利用の場合
天理駅から徒歩で30分、または奈良交通バス苣原行き乗車、「石上神宮前」下車7分、徒歩5分。



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