古神符焼納祭(石上神宮)
古神符焼納祭(大とんど)
小正月と言われる1月15日は日本各地で、正月飾りや旧年の神符を焚く行事(とんど)が行われます。石上神宮においても社務所前の祭場には、この日までに持ち込まれた神符類が高く積み上げられています。神事の後、斎火により焼納されます。
10時より行事が始まり、宮司以下全員で大祓詞・十種祓詞(とくさのはらえのことば)を奏上します。
日時・場所
【日程】1月15日 10時〜
【場所】石上神宮 社務所前
石上神宮について
国宝・七支刀で知られ、記紀(古事記・日本書紀)にも登場する国内有数の古社です。『日本書紀』に記された「神宮」 は伊勢神宮と石上神宮だけであり、その記述によれば日本最古設立の神宮としても知られます。また石上神宮は本来、本殿は存在せず、拝殿の禁足地を「布留高庭」「御本地」などと称して祀っています。
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古神符焼納祭の様子
古神符焼納祭が始まる前にも当日は行事が立て続けに行われており、9時より「月次祭」が、9時半より「出雲建雄神社例祭」が行われ、その続きのような形で古神符焼納祭は始まります。正月飾りや旧年の神符は社務所前にて神職の方に渡すと焚いていただけます。
近くのおすすめスポット
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アクセス
<住所> 奈良県天理市布留町384
<電話> 0743-62-0900
<駐車場> 無料駐車場あり
<参拝時間> 5:30〜17:30
電車・バスをご利用の場合
天理駅から徒歩で30分、または奈良交通バス苣原行き乗車、「石上神宮前」下車7分、徒歩5分。