薬園寺



薬園寺

大和郡山市にある寺院で「厄除け寺」としても知られます。薬師如来像を本尊とし、その周囲には十二神将が並びます。薬草園の護り本尊として、また「厄除薬師」としても信仰を集めています。大和北部八十八箇所の霊場となっていますが、基本的に拝観は要予約。

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薬園寺

由緒

創建については奈良時代、聖武天皇の御代「平城京」の南にあった「薬園」、この園の中に行基が薬師を祀るために「薬師堂」を開山されたのが始まりとされています。元和年間(1615~1624)に高野山の僧・了盤が薬園八幡神社内に再建したと言われています。また護摩堂には、江戸時代に湛海律師が修理を手掛けた不動明王を安置します。

明治9年(1876年)に薬園八幡神社と分離し独立しました。本尊の薬師如来は聖徳太子作とされています。しかし近年の調査により本尊は平安時代作と推定されています。本尊周りには十二神将(鎌倉時代作)が安置され力強い内陣です。本尊は毎月7日にご開帳されます。

本堂は桁行三間、梁間三間、入母屋造、向拝一間、本瓦葺で、棟札銘から寛永21年(1644)に建てられたことが判明しています。



近くのおすすめスポット

【薬園八幡神社】

当寺の隣に鎮座する薬園八幡神社(やくおんはちまん)です。奈良時代平城京の南にあった大宮人のための薬草園に建立されたと伝わる古社です。境内に50種余りの薬草見本園があり、地元では「やこうさん」と呼ばれています。

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薬園八幡神社

【高田大神社】

当寺のすぐ鎮座する神社です。創建年など詳しい由緒はふめいですが、境内の前は旧秋篠川が流れており、この辺りは壷崎という地名があったことから壷明神とも呼ばれ親しまれています。

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高田大神社

アクセス

<住所> 奈良県大和郡山市材木町31

<電話> 0743-55-4788

<駐車場> なし

電車で起こしの場合
JR郡山駅より徒歩5分
近鉄郡山駅より徒歩15分



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