守護仏に会いに行こう(卯年)
守護仏とは
皆さんは「守護仏」をご存知ですか?
私たちは生まれながらにして特定の仏様と御縁が結ばれており、その仏様が生涯を通じて私たちを守護してくださっているとされています。
この仏様は干支によって違い、自分の仏様を信仰するとご加護がもらえることがあります。
毎年初詣に守護仏にお参りするのをオススメします。
守護仏一覧
【子年】千手観音菩薩・・・唐招提寺など
【卯年】文殊菩薩・・・安倍文殊院など
【酉年】不動明王・・・宝山寺など
文殊菩薩を祀る主な寺院
【安倍文殊院】
桜井市の安倍文殊院は日本三文殊の第一霊場(京都府・天橋立切戸の文殊、山形県・奥州亀岡の文殊)として有名な寺院です。飛鳥時代の創建以来、祈祷寺として栄え、現在も毎日多くの人が祈祷に訪れます。快慶作の国宝・文殊菩薩像や、境内には古墳、春には桜、秋にはコスモスの名所として見所たくさんの寺院です。
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【般若寺】
奈良市の般若寺は、15万本のコスモスが咲くことからコスモス寺として全国から参拝者が訪れる奈良県屈指の有名寺院です。600年代に創建された古刹でもあり、十三重の石塔や秘仏・白鳳仏など見所たくさんの寺院です。本堂に安置される文殊菩薩像(重文)は、後醍醐天皇の御願仏として願主文観上人、仏師康俊・康成、施主藤原(伊賀)兼光らによって造顕されました。
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【西大寺】
奈良市の西大寺は764年に孝謙上皇は恵美押勝の乱平定を祈願して金銅四天王像の造立を発願、翌765年に創建されました。かつては西の西大寺、東の東大寺と対をなすほどの大きさを誇っていました。本堂には鎌倉時代に製作された文殊菩薩像ならびに四侍者像が安置されています。特に手を拝む姿の「善財童子」は西大寺で人気の仏像です。
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【法華寺】
奈良市の光明宗総本山の法華寺は平城宮跡の端にある門跡寺院です。東大寺が全国の総国分寺であったのに対し、法華寺は総国分尼寺と位置づけられ、詳しくは法華滅罪之寺と言いました。本尊は秘仏・十一面観音像(国宝)が年間を通じて春・6月・秋に特別公開されます。本堂に安置される文殊菩薩騎士像は通常は格子引き戸越しでの拝観ですが、1月15日まで引き戸なしで特別公開されます。
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