三蔵会(法隆寺)
三蔵会
斑鳩町の法隆寺では毎年2月5日に、玄奘三蔵(三蔵法師)の遺徳高揚と法相宗学振興の為に行われる法要「三蔵会」が行われます。法隆寺では貞治5年(1366年)書写の「寺要日記」にこの三蔵会が記録されており、この法会は江戸時代末期まで続けられていましたが、その後跡絶えました。しかし昭和58年に復興され、以後今日まで続いています。
日時・場所
日程:2月5日
時間:10時〜
場所:法隆寺 三経院
三経院について
三経院・西室(国宝)
三経院・西室は西院伽藍から少し西にある建物です。南北十九間にも及ぶ長大な建物で、現在は南(手前)七間を三経院とし、その後ろを西室としています。現在の三経院・西室は西室は承暦年間(1077〜1081)の焼失による再建した建物で、創建時は今よりもう少し回廊寄りであったとされています。
三経院は、聖徳太子が勝鬘経・維摩経・法華経の三つの経典を注釈された『三経義疏』にちなんで付けられた名称です。
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法隆寺について
現存する日本最古の木造建築物と知られ、1993年に「法隆寺地域の仏教建造物」として世界遺産に登録されている聖徳宗総本山の寺院です。多くの国宝を有し、国内では1ヶ所における国宝建築物、国宝仏像が共に1番多く指定されています。
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近くのおすすめスポット
【中宮寺】
法隆寺夢殿の横に隣接するのが中宮寺です。当寺の国宝・菩薩半跏像はあまりにも有名です。また大和三門跡寺院の一つでもあります。現在でこそ小さな寺院ですが、創建時は現在地より少し離れたところにあり「四天王寺式伽藍」の大寺院でした。
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【布穀薗】
中宮寺から徒歩5分ほどにある明治時代の屋敷で食事がいただけるお店です。名物竜田揚げランチです。さらに奈良の名物料理・三輪そうめんもいただけるなど奈良を満喫するメニューとなっています。
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アクセス
<住所> 奈良県生駒郡斑鳩町法隆寺山内1-1
<拝観時間>
2月22日~11月3日:午前8時~午後5時
11月4日~2月21日:午前8時~午後4時30分
<拝観料> 一般1,500円 / 小学生750円
<駐車場> 近隣に民間の駐車場あり
電車をご利用の場合
JR法隆寺駅より徒歩約20分
JR法隆寺駅より バス「法隆寺参道」行き 法隆寺参道下車