国宝東塔落慶法要(薬師寺)



国宝東塔落慶法要

奈良市の世界遺産・薬師寺では平成21年より着工していた国宝東塔の解体修理を終え、その完成を祝う「国宝東塔落慶法要」が令和5年4月21日~25日まで行われました。また初層には500年ぶりに東塔内に復興された釈迦四相像が納められ、開眼の儀も行われました。薬師寺の東塔は、1300年ほど前に建立され、国宝にも指定されています。

日程・場所

日程:令和5年4月21日~4月25日

場所:薬師寺

薬師寺について

薬師寺は、南都六宗の一つである法相宗の大本山です。天武天皇は皇后(のちの持統天皇)の病気平癒を祈願し藤原京に薬師寺を発願しました。薬師三尊像や、東塔・西塔などその見た目の美しさから日本で最も美しいと寺院とも称されています。世界遺産「古都奈良の文化財」の一つとして登録されています。

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薬師寺



次第

当日行われた次第は下記の通りです。

一、会場清め 舞楽 振鉾
一、式衆入堂
一、惣礼
一、開扉の儀
一、東塔釈迦四相像 開眼の儀
一、写経 納経の儀
一、唄
一、奉献の儀(献茶・献香・献華)
一、散華
一、表白
一、慶賛文
一、読経(般若心経・舎利礼文)
一、奉納能舞
一、祝辞
一、ご納経万巻記念品贈呈
一、管主謝辞
一、惣礼
一、式衆退堂



法要の様子

会場清め 舞楽 振鉾

開眼の儀

納経の儀

散華

奉献の儀(献茶)

奉献の儀(献香)

表白

慶賛文(西大寺長老)

読経

奉納能舞「鶴亀」

祝辞(奈良市長)

管主謝辞



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【唐招提寺】

唐招提寺の創建は759年に唐から日本で初めて正式の戒律を伝えた鑑真和上です。純粋な律宗の研修道場として当初は「唐律招提」と称し、勅願を賜ってから「唐招提寺」となりました。毎年5月19日の「うちわまき」は特に有名な行事です。

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唐招提寺



アクセス

<住所> 奈良県奈良市西ノ京町457

<電話> 0742-33-6001

<入山時間> 8:30~17:00

<拝観料>
通常拝観券(白鳳伽藍のみ):800円
通常拝観券(白鳳伽藍+玄奘三蔵伽藍):1,100円
共通拝観券(通常拝観券+西塔・食堂):1,600円

<駐車場> 有料駐車場あり 500円

<HP> https://yakushiji.or.jp/

自動車をご利用の場合
第二阪奈有料道路 宝来ランプから3km
西名阪自動車道 郡山ICから8km

電車をご利用の場合
近鉄西ノ京駅からすぐ




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