勧進所




勧進所

1686年(貞享3)、露座のままだった大仏の修理、大仏殿の再建のため、公慶上人(こうけいしょうにん)は東大寺勧進所を建て、復興の寺務所とした。ここを拠点にして全国にくまなく行脚し、勧進に命をかけた。勧進所内には、同年建立の阿弥陀堂のほか、国宝僧形八幡神像を祀ります。八幡殿や公慶上人を祀る公慶堂があります。

【拝観可能日】
4月12日、10月5日



【公慶堂】

公慶上人坐像(重要文化財)

公慶上人(1648~1705)は大仏殿および大仏の江戸再興にその生涯をかけた僧であり、東大寺では鎌倉時代の俊乗房重源に次ぐ、第二の中興開山といわれています。その公慶上人を本尊として安置するのが公慶堂です。

普段は非公開ですが、10月5日に拝観できます。

【僧形八幡神坐像】

僧形八幡神坐像(国宝)

木造 彩色 像高87.1cm、製作年代:鎌倉時代 快慶作

勧進所内にある八幡殿に安置される僧形八幡神坐像は、東大寺の鎮守八幡宮(現在の手向山八幡神社)の御神体でしたが、明治初年の神仏分離・廃仏毀釈によって、現在の地に移されました。本像は桧製で、頭・体部は正中線で縦木二材を合わせています。右衽の衣の上に袈裟を懸け、右手に錫杖を執り、左手は膝のやや内寄りに置いて数珠を繰り、十方二段切付けの蓮華座に安坐する比丘形で、背後に円形の頭光をめぐらしています。一見地蔵菩薩を思わせる相好をし、肖像とみまごう程に写実的で快慶一派のすぐれた刀法の冴えを示している。また錫杖・光背・台坐は当初のままで、遠山袈裟・肉身にもあざやかな彩色を残しており、鎌倉時代における神像としては他に比肩するものがない秀作です。




その他主要伽藍

東大寺の主要伽藍は各ページにて紹介しています。

東大寺(メインページ)
大仏殿
南大門
念仏堂・俊乗堂・行基堂
梵鐘・大湯屋
二月堂
法華堂(三月堂)
三昧堂(四月堂)・開山堂
戒壇堂・指図堂
勧進所
正倉院・転害門
東大寺ミュージアム



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