東院庭園
東院庭園
平城宮は他の日本古代都城の宮殿地区には例のない東の張出し部を持ちます。この南半は皇太子の宮殿があった場所で、「東宮」あるいは「東院」と呼ばれていました。現代の迎賓館にあたる場所で、発掘・復原された古代の庭園として特別名勝に指定されています。
発掘調査
平城宮跡の東の端にあるのは『続日本紀』に見える東院にあたります。1967年の発掘調査によその南東の隅に庭園の遺構が発見されました。その後庭園部分とその周辺の様子が判明し、1995年〜1998年にかけて東院庭園は復元されました。
復原整備された際に影石は奈良時代当時のものが再利用されています。
庭園の様子
東院庭園の様子です。庭園の中央にある建物は法隆寺伝法堂の前身建物と酷似していることから参考にし復原されました。
主な施設
平城宮跡には様々な施設があり、一日中楽しむことができます。詳しくは各項目にて
平城宮跡(メインページ)
第一次大極殿
朱雀門
南門(復元中)
平城宮跡資料館
遺構展示館
宇奈多理坐高御魂神社(東院庭園に隣接)
近くのおすすめスポット
【法華寺】
【海龍王寺】
法華寺からすぐ近くにある海龍王寺は、平城宮跡の端にあることから古くから「隅寺」と呼ばれ、「旅行・留学の安全祈願」の寺として現在でも多くの人が祈願に訪れます。こちらも法華寺同様に春と秋に十一面観音像のご開帳があります。
詳しくはこちら→海龍王寺
アクセス
<住所> 奈良県奈良市佐紀町
<電話> 0742-30-6752
<開園時間> 9:00~16:30(入園は16:00まで)
<休演日> 月曜日、年末年始
<入場料> 無料
<駐車場> 無料駐車場あり