春の吉野を満喫しよう



春の吉野

春の吉野は千本桜で有名です。もちろん桜が最大のお目当てになるでしょうが、桜以外にもこの時期だけの特別な吉野も楽しめます。今回は行く前にぜひ見ておきたい吉野の魅力に迫ります。

千本桜

吉野山では、シロヤマザクラを中心に約3万本の桜が下千本・中千本・上千本・奥千本の4箇所に密集しており、4月上旬から末にかけて、最も標高の低い下千本から開花していき、約1ヶ月かけて奥千本まで開花していきます。

【下千本】

近鉄吉野駅から金峯山寺に至るまでの桜を「下千本」と呼びます。吉野山で一番早くに開花し、吉野に春の訪れを知らせます。おすすめは七曲坂の「亀石桜」です。吉野駅からはロープウェイに乗るかこの坂を歩くかの選択が一般的ですが、開花時期はぜひ歩いてこの桜を見て欲しいです。

開花時期:3月下旬〜4月上旬(4月6日が満開予想)

【中千本】

吉野の桜といえば一般的にこの中千本を指すことが多いと思われます。なぜなら一番人気の桜「一目千本」があるからです。その名の通り一目で千本見えるとされ、豊臣秀吉も愛した景色だと伝えられています。一目千本は吉水神社から見ることができます。

開花時期:4月上旬(4月8日が満開予想)

【上千本】

中千本から続く、標高が600mにもなる高所の桜です。開花時期が下千本に比べ1週間ほど遅れて開花します。高所というだけあり、急坂が多いなど下・中千本よりアクセスは悪いですが、その分吉野山から見下ろす絶景は最高です。おすすめは吉野山を一望できる「花矢倉展望台

開花時期:4月上旬〜中旬(4月10日が満開予想)

【奥千本】

金峯神社を更に越えて西行庵を目指すところに咲く桜群を「奥千本」と呼びます。標高は700mにも達し、開花時期でも少し肌寒いかもしれません。下千本が散り始めると開花し、千本桜のフィナーレを飾ります。バスの終点からかなり歩くため、要注意。

開花時期:4月中旬(4月15日が満開予想)


ライトアップも実施

吉野観光協会HPより引用

吉野山では桜の開花にあわせて夜桜のライトアップも行われます。日中とは違う迫力ある桜は毎年大変人気です。

期間:3月23日(土)~4月21日(日)※開花時期により変更されます。

時間:18:00〜21:00

【ライトアップエリア】

下千本 七曲坂付近
中千本 五郎平付近
上千本 大塔の宮迎徳碑付近

主な観光地

吉野山は古来より修験道の聖地として栄え、山岳寺院が多く存在しています。また世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」にも登録されており、世界で2つしかない道の世界遺産として知られます。

【金峯山寺】世界遺産

修験道の聖地としてこの山岳地域は修行者で賑わっており、世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」に登録されています。本堂である蔵王堂は東大寺に次ぐ大きさで、堂内には三体の秘仏・蔵王権現像が安置されています。

詳しくはこちら→金峯山寺

【吉水神社】世界遺産

吉水神社から見える「一目千本」は吉野屈指の桜の名所と知られ、豊臣秀吉もこの地で花見をしたという歴史ある神社です。ユネスコ世界遺産『紀伊山地の霊場と参詣道』の一部として登録されています。

詳しくはこちら→吉水神社

【竹林院】

見所は桜だけではなく、大和三大庭園の一つに数えられる竹林院群芳園が特に有名です。宿泊施設もあり、館内のギャラリーには豊臣秀吉、西行庵で知られる西行法師、与謝野晶子といった偉人が宿泊しており、歴史的調度品や美術品が飾られています。

詳しくはこちら→竹林院

【吉野水分神社】世界遺産

吉野の上千本にあたる場所に鎮座する神社です。水分と書いて「みくまり」と珍しい読み方をします。桜の名所は吉野山だけではなく、境内にある枝垂れ桜も必見です。現在の社殿の多くは豊臣秀吉・秀頼により再建されました。

詳しくはこちら→吉野水分神社

【如意輪寺】

他の神社仏閣とは吉野山からは谷ひとつ挟んで離れた山の中腹に位置するため参詣される際は注意が必要です。後醍醐天皇陵や御霊殿が境内にあるなど後醍醐天皇ゆかりの地としても有名です。樹齢250年の枝垂れ桜は必見です。

詳しくはこちら→如意輪寺



特別展情報

吉野山にある観光施設の特別展情報です。※予定は急遽変更されることもあります。

寺社名 内容 期間
金峯山寺 蔵王大権現特別開扉 3/30〜5/6
花まつり(潅佛会 9:00~11:00) 4/8
蔵王堂花供千本搗き・女人採灯大護摩供 4/10
花供懺法会・花供会式採灯大護摩供 4/10〜4/12
吉野水分神社 御田植祭 4/3
桜本坊 釈迦如来坐像特別公開 4/6〜4/17
花まつり(仏生会 13:00〜) 4/8
如意輪寺 本尊特別開帳 4/7〜4/9
善福寺 花まつり 4/8
吉野神宮 春の大祭(10:30〜) 4/29

食事

吉野山には金峯山寺から大日寺東南院付近へ続く参道を中心に飲食店が多く立ち並びます。また露店による食べ歩きなどもできるので桜を散策しながら食べることもできます。今回はおすすめのお店を少し紹介します。

【静亭】

吉野山を一望できる飲食店で、名産の吉野葛を使用したメニューがいただけます。特に葛うどんは人気メニューで、付属する柿の葉寿司も吉野名物の一品です。

<住所> 奈良県吉野郡吉野町吉野山952

<電話> 0746-32-3157

<営業時間> 9時~18時

<定休日> 不定休

【ごんげんらいすカフェ】

桜本坊喜蔵院の近くにある「ごんげんらいすカフェ」では吉野手作り田舎ランチがいただけます。旬の野菜を中心としたヘルシーで素朴な味が特徴です。

<住所> 奈良県吉野郡吉野町大字吉野山2295

<電話> 0746-32-3030


アクセス

【桜の開花時期は交通規制あり】

吉野山の観桜に伴い、駐車場が少ない吉野山周辺道路は著しく混雑しますので、交通規制を実施します。
期間中はできるだけマイカーの利用を避け、他の交通機関を利用することをおすすめしています。

吉野町へのアクセス

大阪方面から 近鉄あべの橋駅から=吉野行特急(約1時間15分)

JR天王寺駅から=王寺・吉野口駅のりかえ(約1時間30分)

京都方面から 近鉄京都駅から=橿原神宮前駅のりかえ(特急約1時間30分)
奈良方面から 近鉄奈良駅から=西大寺・橿原神宮前駅のりかえ(特急約1時間5分)
名古屋・伊勢方面から 近鉄宇治山田駅・伊勢市駅から=八木・橿原神宮前駅のりかえ(特急約2時間)
高野山・和歌山方面から 高野山から=JR橋本・吉野口駅のりかえ(約1時間50分)

JR和歌山駅から=吉野口駅のりかえ(約2時間20分)

 

車でお越しの場合

大阪から 西名阪自動車道「郡山I.C.」からR24で橿原経由R169(約2時間)

阪和自動車道「美原ジャンクション」から南阪奈道路「葛城I.C.」 を経て、R165(高田バイパス)橿原経由、 R169(約1時間)

名古屋から 東名阪自動車道から名阪国道「針I.C.」を経て R369・R370(約3時間)
駐車場 有料駐車場が至る所にあります。(1,500円)



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です