史跡 頭塔



頭塔

頭塔とは、土で築かれた、方形七段の塔です。東大寺南大門の約950m、新薬師寺から西北約700mの位置にあります。その他に類をみない異様な姿から奈良のピラミッドと呼ばれたりもします。

特別公開時にはガイドが説明してくれますが、その他の期間は頭塔横にあるウェルネス飛鳥路のフロントで、史跡頭塔を見学したい旨を申し出てください。予約は不要です。

歴史

北面

古文書によると767年に修二会(お水取り)をはじめた東大寺の僧実忠が土塔を築いたとの記録があり、それが頭塔にあたるものと考えられています。頭塔の役割は五重塔らと同じく仏舎利を収める仏塔と考えられています。

また奈良時代の僧玄昉の頭を埋めた墓との伝説があり、頭塔の由来とされてきました。しかし実際には土塔がなまって頭塔になったと思われます。

大正11年(1922)3月8日に国の史跡に指定されました。


頭塔の様子

頭塔には各面1・3・5・7の奇数段に11基、四方で計44基の石仏が配置されていたと考えられています。現在は44基のうち28基が確認され、うち1基は郡山城の石垣に転用され「逆さ地蔵」として知られています。まだ復元されていない南面には五輪塔が複数あります。

現在では22基の石仏が重要文化財に指定されています。



近くのおすすめスポット

【福智院】

頭塔から徒歩5分にある真言律宗の寺院です。本堂のサイズからは想像できない、大きな地蔵菩薩像(重文)で知られます。また県内屈指の御朱印で有名な寺院としても知られ、多くの人が参拝します。

詳しくはこちら→福智院

【新薬師寺】

伐折羅大将をはじめとする国宝・十二神将像で知られる華厳宗・新薬師寺です。創建された奈良時代には南都十大寺の1つに数えられる七堂伽藍が建ち並ぶ大寺院でした。予約制ですが「香薬師堂」の拝観もできます。

詳しくはこちら→新薬師寺



アクセス

<住所> 奈良県奈良市高畑町921

<電話> 0742-26-3171

<拝観時間> 9:00〜17:00

<拝観料(協力金)> 300円

<駐車場> なし(近隣に民間の駐車場あり)

電車・バスでお越しの場合
近鉄奈良駅下車 奈良交通 市内循環バス「破石町」バス停下車すぐ



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