大峰山 宿坊



大峰山の宿坊

女人禁制の山、大峰山寺のある山上ヶ岳山頂付近にある5つの宿坊です。江戸時代にはすでに存在していたようで、各宿坊の建物も所々修復してはいますが、基本的に築100年以上の風情のある宿坊です。

宿坊といえば高野山を思う方が多いと思いますが、高野山のように華やかではなく、主に大峯奥駈道を進む修験者が利用する本格的な宿坊です。

宿坊は大峰山時の開扉期間と同様に毎年5月3日〜9月23日まで営業しています。

各宿坊について

標高1,700mh大峰山寺のすぐ近く、標高1,700mほどに建つ宿坊は喜蔵院・桜本坊・竹林院・東南院・龍泉寺の5つ存在しています。どの宿坊も食事や風呂など基本的に同じで、料金も5カ所共通料金となっています。宿の予約は宿坊ではなく、各寺院に問い合わせます。※この記事での食事・部屋・風呂の写真は全て喜蔵院

【喜蔵院】

吉野町にある喜蔵院の宿坊です。喜蔵院宿泊施設1階の食堂に面して本尊が祀られており、喜蔵院には蔵王権現が祀られていますが、他の4カ所では全て役行者像を本尊としています。

喜蔵院についてはこちら→喜蔵院

【桜本坊】

吉野町にある桜本坊の宿坊です。喜蔵院の向かい側に建地、大峰山寺から最も近いところに建っている宿坊です。1階の食堂に面して本尊・役行者像を祀っています。

桜本坊についてはこちら→桜本坊



【竹林院】

こちらも吉野町にある竹林院の宿坊です。5つの宿坊の中で一番初めに現れる宿坊で多くの人が立ち寄って休憩しています。1階の食堂に面して本尊・役行者像を祀っています。

竹林院についてはこちら→竹林院

【東南院】

こちらも吉野町にある東南院の宿坊です。5つの宿坊の中で2番目に現れる宿坊です。他の宿坊と同様に1階の食堂に面して本尊・役行者像を祀っています。

東南院についてはこちら→東南院

【龍泉寺】

山上ヶ岳の麓にある龍泉寺の宿坊です。他の宿坊から少し離れたところに建っています。5つある宿坊で最も設備が新しい宿坊です。他の宿坊と同様に1階の食堂に面して本尊・役行者像を祀っています。

龍泉寺についてはこちら→龍泉寺

食事

夕食

朝食

食事はもちろん精進料理です。夕食・朝食ともに「ご飯」「みそ汁」のおかわりは自由です。食事は1階で全員でいただきます。夕食は17時から、朝食の時間は自由に決められます。



部屋・風呂

宿坊には1階と2階にそれぞれ部屋があり、1階は主に大部屋で講社や修験者たちの団体が寝泊まりします。2階も1階ほど広くはありませんが基本的に相部屋です。しかし昨今はあまり人はいないようで、私が宿泊した時は1人1部屋でした。

お風呂は16時頃から順次入れます。ルールとしては石鹸の使用が禁止されています(そもそもシャワーがない)。麓の洞川温泉とは違い、山頂付近は水不足のためお湯は基本的に浸かる為だけに使用しています。

料金

料金は5つの宿坊全て共通料金となっています。

・宿泊料(1泊2食付き)9,000円

・宿泊料(素泊まり)5,000円

・中食料 2,000円

・粥中食料 1,500円

・弁当料 600円

・行場案内料 2人まで 2,000円(3人目以降は一人1,000円)



大峰山寺

宿坊から徒歩5分ほどにある日本最高所の寺院「大峰山寺」です。伝承によれば、7世紀末に修験道の祖である役小角が、金峯山で感得した蔵王権現を刻んで本尊とし、蔵王堂を建てたとされます。その後、天平年間に行基が大改築を行い、参詣困難な山頂の蔵王堂に代わって山下にも蔵王堂(金峯山寺)を建てたとする伝承もあり、現在では別々の寺院ですが、かつては大峰山寺と金峯山寺は一つの寺院とされていました。宿坊の5ヶ寺は大峰山寺の護持院としての役割も担っています。

詳しくはこちら→大峰山寺

アクセス

<住所> 奈良県吉野郡天川村大峯山頂

<駐車場> 登山口に有料駐車場あり(1000円〜)

<電話>
喜蔵院(宿坊) 0747-68-9187
桜本坊 0746-32-5011
竹林院 0746-32-8081
東南院 0746-32-3005
龍泉寺 0747-64-0001
電車をご利用の場合
近鉄下市口駅からバスで(洞川温泉行き、終点『洞川温泉』下車)
洞川温泉バス停から徒歩4時間



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