石舞台古墳



石舞台古墳

日本で最も有名な古墳の一つで明日香村を代表する観光地です。上円下方墳としては最大級のサイズです。

被葬者は明らかではありませんが、7世紀初頭の権力者で、大化の改新で滅ぼされた蘇我入鹿の祖父・蘇我馬子の墓ではないかと考えられています。

その名の通り石の古墳ですが、当初から石の古墳ではなく、当時は墳丘の盛土がありました。しかし時代と共に盛り土がなくなり、石だけの姿に変わりました。天井石の上面が広く平らで、まるで舞台のように見えるその形状から古くから「石舞台」と呼ばれています。

30数個の岩で造られており、総重量は約2300t、特に天井石は約77tとかなりの重量です。

御朱印はこちら↓↓

石舞台古墳



古墳について

古墳内部(玄室)に入ることができます。全国の数多の古墳でも玄室まで入ることができるのは数少ないため貴重な体験ができます。現在の玄室には石棺はありませんが、石舞台古墳から少し離れたところに石棺の模型が展示されています。

【玄室の大きさ】長さ7.7m 幅3.4m 高さ4.8m

玄室内部

玄室へと続く溝

玄室(外から)

石棺(模型)



近くのおすすめスポット

【岡寺】

西国三十三所第七番札所でも知られる真言宗豊山派の寺院です。本尊である如意輪観世音座像は日本最大の塑像です。花の寺としても有名で、石楠花や天竺牡丹など境内を彩ります。また高台に堂塔が立ち並び、明日香村を一望できます。

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岡寺(龍蓋寺)



アクセス

<住所> 奈良県高市郡明日香村島庄133

<電話> 0744-54-4577

<拝観料> 一般 300円、高校生~小学生100円

<拝観時間> 8:30~17:00(受付16:45まで)

<駐車場> 有料駐車場あり

バスでお越しの場合
バス停「石舞台」下車して徒歩3分



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