柿本神社
柿本神社
万葉集の歌人として名高い柿本人麻呂(かきのもとのひとまろ)のゆかりの神社で、その生誕地、または石見国(いわみのくに)で没した人麻呂をこの地に改葬したとも伝わります。毎年4月18日の柿本人麻呂の命日には「ちんぽんかんぽんまつり」が行われます。
由緒・御祭神
柿本人麻呂はこの当社の付近が誕生の地とされており、石見国(いわみのくに)で没した人麻呂を宝亀元年(770)この地に改葬したことが始まりとされています。
収蔵庫には紀僧正真済作といわれる木造の人麻呂像が安置されており、はめ込み式の首は夜中に月の出る方角に向くという言い伝えが残ります。
御祭神:柿本人麻呂
影現寺について
当社の北側に建つ影現寺(ようげんじ)は弘法大師空海の直弟子である真済上人によって開かれた高野山真言宗の寺院です。柿本人麻呂を祀る柿本神社を護る神宮寺として建立されました。「ちんぽんかんぽんまつり」の際には当社と影現寺により行われます。
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ちんぽんかんぽんまつり
柿本人麻呂の命日に当社と影現寺により行われる五穀豊穣を願う大祭で、起源は不詳ですが、笛や鉦、太鼓などを打ち鳴らし祈ったことに祭礼の所以があると伝えられています。 名前の「ちんぽんかんぽん」とは、その笛や鉦、太鼓の音を表していると伝わっています。
日時:4月18日 14時〜
近くのおすすめスポット
【笛吹神社(葛木坐火雷神社)】
正式名は葛木坐火雷神社(かつらきにいますほのいかづち)と言いますが、一般的に笛吹神社で親しまれています。当社は大砲で知られる神社で、絵馬にも大砲が描かれているなどシンボル的存在です。また火の神様と笛・音楽の神様を祀っていることから多くの関係者が訪れます。
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アクセス
<住所> 奈良県葛城市柿本162
<拝観料> 境内無料
<駐車場> なし
電車でお越しの場合
近鉄新庄駅より徒歩約1分