法隆寺・金堂壁画を再現(JR法隆寺駅)
法隆寺・金堂壁画を再現(JR法隆寺駅)
2021年(令和3)が「聖徳太子1400年御遠忌(おんき)」にあたるのに合わせ、JR法隆寺駅構内にある歩行者用の南北自由通路に、法隆寺の金堂壁画の一部を再現しています。現在のところ約5年間(2026年)の展示予定となっています。
利用客以外の方でも見ることができます。
駅通路の壁画の様子
通路には「阿弥陀浄土図」(縦約1.9m、横約1.7m)、「文殊菩薩像」(縦約1.9m、横約1.1m)など4点が並びます。いずれも実物に比べひと回りほど小さいですが、細かい線や模様などがはっきりとわかり、オリジナルは見る機会が限られ、複製の金堂内の壁画も薄暗く、柵越しであるため、間近で見れる非常に嬉しい展示です。また、それらの上部には火災で焼損を免れた「飛天」(縦約0.7m、横約1.7m)もあります。
北口方面より
南口方面より
阿弥陀浄土図と飛天
文殊菩薩像と飛天
法隆寺について
現存する日本最古の木造建築物と知られ、1993年に「法隆寺地域の仏教建造物」として世界遺産に登録されている聖徳宗総本山の寺院です。多くの国宝を有し、国内では1ヶ所における国宝建築物、国宝仏像が共に1番多く指定されています。
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【法起寺】
聖徳太子が法華経を講じた「岡本宮」を寺にに改めたものと伝えられ、太子御建立七ヵ寺の一つに数えられる国内最古級の寺院です。現存する国内最古の三重塔や、重要文化財に指定されている十一面観音像、秋にはコスモスの名所で知られます。
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アクセス
<住所> 奈良県生駒郡斑鳩町興留9丁目1
<駐車場> 近隣にコインパーキングあり