楽人長屋の土塀
楽人長屋の土塀
楽人長屋の土塀(がくじんながやのどべい)とは、かつてこの近くの御所馬場町あたりに、大乗院に支えた人たちの長屋がありました。町の北側には、雅楽の奏者(楽人)たちが住んだと伝えられる「楽人長屋」と呼ばれる一画があり、道路に面した土塀を所々くり抜いて出入口としていました。
その景観に独特の趣がありましたが、平成3年(1991)に取り壊され、現在の建物はその土塀の形を模して造られたものです。
近くのおすすめスポット
【名勝 旧大乗院庭園】
楽人長屋の土塀に隣接する「名勝 旧大乗院庭園」は、かつて「南都随一の名園」と謳われた庭園です。大乗院は、1087年(寛治元年)に創建された興福寺の門跡寺院です。明治初頭まで南都随一の名園と称えられていました。
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【福智院】
大乗院庭園のすぐ近くにある真言律宗の寺院です。本堂のサイズからは想像できない、大きな地蔵菩薩像(重文)で知られます。また県内屈指の御朱印で有名な寺院としても知られ、多くの人が参拝します。
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【頭塔】
ここから徒歩5分ほどの所にある頭塔です。頭塔とは、土で築かれた、方形七段の塔です。東大寺南大門の約950m、新薬師寺から西北約700mの位置にあります。その他に類をみない異様な姿から奈良のピラミッドと呼ばれたりもします。
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アクセス
<住所> 奈良県奈良市高畑町1083-1
<駐車場> なし
電車・バスでお越しの場合
JR・近鉄奈良駅→奈良交通バスで天理駅・下山行き「奈良ホテル前」下車すぐ
JR奈良駅から徒歩20分、近鉄奈良駅から徒歩15分