休ヶ岡八幡宮
休ヶ岡八幡宮
薬師寺南大門の少し先に位置し、薬師寺の鎮守社として由緒ある神社です。薬師寺を参拝する際は、まずこちらの休ヶ岡八幡宮から参拝することが習わしとされています。現在では博物館に寄託されているため公開されていませんが、当社三柱の神像は国宝に指定されています。
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歴史・御祭神
創建の歴史は、平安時代の寛平年間(889~898)に栄紹別当により大分県宇佐八幡宮から現在地に勧請されたことに始まります。休ヶ岡という地名は、斉衡2年(855)に大安寺の行教和尚によって八幡大神が大安寺の元石清水八幡宮に勧請された際、 八幡大神が休息された地であることに由来します。『今昔物語集』にも鎮守八幡大神が、金堂を火災から守ったという説話があります。
御祭神:僧形八幡神、神功皇后、仲津姫命
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国宝 八幡三神像
平安時代作の休ヶ岡八幡宮の祭神像(国宝)です。
僧形八幡神を中心にし、右に神功皇后、左に仲津姫命を配した三神一具の像として安置されています。特に僧形八幡神は、 神でありながら僧侶の姿をとる神仏習合の象徴的な神像で、当社以外には東大寺勧進所の僧形八幡神坐像(国宝・鎌倉時代)も同様の姿をしています。木彫神像として最古の作例で、像高約38㎝の小像ですが、堂々とした姿で、三体それぞれが形・彫り・彩色の面で相互に変化と対照が考えられ、入念な表現が行なわれています。
現在は奈良国立博物館に寄託しています。
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年中行事
9月第3月曜日 | 例大祭 |
奉納子ども相撲 |
近くのおすすめスポット
【孫太郎稲荷神社】
隣接している神社で休ヶ丘八幡宮の末社にあたり、江戸時代初期に姫路からこの地へ移られました。さらに古くは栃木県が始まりの地とされる謎多き神社でもあります。
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【唐招提寺】
唐招提寺の創建は759年に唐から日本で初めて正式の戒律を伝えた鑑真和上です。純粋な律宗の研修道場として当初は「唐律招提」と称し、勅願を賜ってから「唐招提寺」となりました。毎年5月19日の「うちわまき」は特に有名な行事です。
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【蕎麦戯・さか本】
薬師寺と唐招提寺の間にある蕎麦屋です。他では滅多に食べられない本格的な十割そばがいただけます。あまりの美味しさに西の京へ立ち寄った際はほぼ毎回お邪魔しています。
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アクセス
<住所> 奈良県奈良市西ノ京町457
<電話> 0742-33-6001(薬師寺)
<拝観料> 境内無料
<駐車場> 有料駐車場あり 500円(薬師寺にて)
自動車をご利用の場合
第二阪奈有料道路 宝来ランプから3km
西名阪自動車道 郡山ICから8km
電車をご利用の場合
近鉄西ノ京駅からすぐ