十七夜・十七夜盆踊り
十七夜・十七夜盆踊り
毎月17日は観音様の縁日で、特に旧暦8月17日は「十七夜」と呼ばれ、昔から、各地の観音霊場で様々な法要や催しが行われてきました。東大寺の二月堂でも、新暦である毎年9月17日、堂内に万灯明をともし、本堂周辺にも万灯籠を配置して「十七夜」の法要をお勤めしています。またこの日は、二月堂下の広場で、河内音頭・江州音頭による「十七夜盆踊り」も開催され、多くの人で賑わいます。
日時・場所
【日程】9月17日
【時間】18時〜21時
【場所】東大寺二月堂
十七夜盆踊りの様子
当日は二月堂付近の石灯篭(150基)灯り幻想的な空間になります。さらに二月堂の裏には500基前後の願い事や絵を描いた万灯籠が配置されます。また二月堂からは奈良の夜景を見ることができ大変人気があります。
【動画 盆踊りの様子】
二月堂とは
東大寺の多くの堂塔は戦火によって焼失し再建される中、二月堂は戦火による消失は一度もない珍しいお堂です。しかし寛文7年(1667年)、お水取りの最中に失火で焼失し、2年後に再建されたのが現在の建物です。旧暦2月に「お水取り(修二会)」が行われることから二月堂という名がつきました。
詳しくはこちらから→二月堂
その他主要伽藍
東大寺の主要伽藍は各ページにて紹介しています。
東大寺(メインページ)
大仏殿
南大門
念仏堂・俊乗堂・行基堂
梵鐘・大湯屋
法華堂(三月堂)
三昧堂(四月堂)・開山堂
戒壇堂・指図堂
勧進所
正倉院・転害門
東大寺ミュージアム
近くのおすすめスポット
【手向山八幡宮】
二月堂の近くにある手向山八幡宮は東大寺の鎮守社として古くより東大寺を守護してきました。東大寺中門の回廊沿いの先にある鳥居を潜ると緩やかな坂を進んだ先に鎮座されています。
詳しくはこちらから→手向山八幡宮
【春日大社】
春日山原始林を背景に奈良公園内にある神社です。世界遺産「古都奈良の文化財」であり、 奈良時代に平城京の守護と国民の繁栄を祈願する為に創建され藤原氏の氏神を祀ります。全国に約1000社ある春日神社の総本社であり、主祭神:武甕槌命が白鹿に乗ってきたとされることから、鹿を神使としています。
詳しくはこちら→春日大社
アクセス
<住所>
<電話> 0742-22-3386
<駐車場> 民間の有料駐車場あり
自動車をご利用の場合
名神高速道「京都南IC」から京奈和自動車道経由約60分
京奈和自動車道「木津IC」から南へ約7km
第2阪奈有料道路「宝来IC」から東へ約8km
西名阪自動車道「天理IC」からR169経由北へ約10km
電車をご利用の場合
JR大和路線・近鉄奈良線「奈良駅」から市内循環バス(外回り)「大仏殿春日大社前」下車徒歩10分
または市内循環バス(外回り)「氷室神社・国立博物館」バス停下車、徒歩約15分
●神戸・三宮からお越しの方(最速時間)
阪神なんば線「三宮」~近鉄奈良線「奈良駅」約80分
阪神なんば線「三宮」~近鉄奈良線「大阪難波駅」約40分
近鉄奈良線「大阪難波駅」~近鉄奈良線「奈良駅」約40分